安いウェブカメラ買ったら明るさなどの調整ができなかったので、webcamoid を通して加工して使っている。
まず Configure sources でウェブカメラを選択する。ちゃんとしたカメラならここで色々と調整できるはずだけど、ぼくの安物には Exposure しかない (し、これも動作していないっぽい)
次に「環境設定」の Output で Virtual camera を有効にする。その後いったん Stop してから「プレー」する必要があるかも。
この状態で Zoom なり何なりから、この virtual camera を参照する。
すると、ぼくの場合はアスペクト比が変になっていた。元のカメラ映像が 16:9 なのに、virtual camera の出力は 4:3 になっているみたい。(バグか仕様か、設定で回避できるのか不明)
なので、「エフェクトを設定する」で Matrix Transform を追加し、
1 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 |
を
1 | 0 | 0 |
0 | 0.75 | 0 |
にした。(4/3) / (16/9) = 0.75
中心以外でズームしたいときは、
横倍率 | 0 | 横オフセット(マイナスも可) |
0 | 縦倍率 | 縦オフセット(マイナスも可) |
と考えればいい。横倍率を -1 にすれば鏡像にもできる。
0 | 1 |
1 | 0 |
にすれば 90度回転もできる。(適当に -1 とかにして調整)
明るさやホワイトバランスを調整するために複数のプラグインを使うと CPU を無駄に使いそうなので、色関係は Color Matrix Transform だけで済ませようと考えた。
初期設定ではこうなっている
1 | 0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | 0 |
ぼくのカメラは青白く映る気がしたので、赤を強くするために
1.2 | 0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 | 0 |
0 | 0 | 1 | 0 |
としてみた。
また、暗い部屋や逆光で顔が黒くなってしまうときには
1.2 | 0 | 0 | 50 |
0 | 1 | 0 | 50 |
0 | 0 | 1 | 50 |
のようにオフセットを設定する。おそらく 255 が最大。
HSL Transform の方が使いやすい人や場合もあると思う。調べてないけど、おそらく
色相 | 0 | 0 | 0 |
0 | 彩度 | 0 | 0 |
0 | 0 | 輝度 | 0 |
みたいな感じだと思う。暗い場所なら彩度と輝度を 1.5 とかにしてやると良い感じになるのかも。
おそらく、こういう Matrix 系よりも Color from Palette のほうが低コストだと思うけど、Custom の使い方が分からなかった。
ボカしたり輪郭強調したりするなら Convolve Matrix もある。これは適当に convolution examples とかでぐぐると色々ある。